夏に冷え性が悪化?!足がだるい…“冷えむくみ”に効果的な対策

夏に冷え性が悪化?!足がだるい・・・夏冷えからくる「むくみ」はリンパマッサージで解消!

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夏に冷え性が悪化?!足がだるい…“冷えむくみ”に効果的な対策
夏、暑い日が続いていますが、オフィスなど室内はクーラーが効きすぎて寒い・・・。
手足が冷えて冷たくなっていませんか?
 
特にデスクワークをしている女性は一日中座ったまま。冷え性の女性がとても多いと聞きます。
手足が冷えて、夕方が近づいてくると足のむくみが気になることがあります。
また「夏になると足が痛い・・・」と足が全体的に重く、ふくらはぎがだるく感じたり、足首に鈍痛のような痛みがあったりすることも。
 

夏の冷え性の原因

原因は下半身の冷えによるむくみ。
夏はつい冷たい飲み物をぐいぐい飲んでしまいますよね。水分を摂り過ぎているからむくみを引き起こすのではなく、実はリンパの流れが滞り、水分や老廃物が体に溜まりやすくうまく排泄できない状態になっているのです。
水分補給をすると、必要な水分を全身に行き渡らせ、最終的に尿で排泄します。その大切な役割のひとつがリンパです。
 

リンパとは

リンパと聞くと、「風邪をひいたら首筋のリンパが腫れた」などといいますが、リンパにはウィルスや細菌・毒素を撃退する働きがあります。体内に入ってきた病原菌がこれ以上増えないようにリンパ管の中で戦うため、リンパが腫れたり熱が出ます。
また、リンパには老廃物を運ぶ役目や栄養分を運ぶ役割もあります。老廃物とは余計な水分や脂肪、古い細胞や血球のかけらなどを運びます。
どのように運ぶかというと、リンパ管の中には透明のリンパ液があり、そのリンパ液は筋肉の動きで流れているのです。血液は心臓がポンプの役目で全身を循環していますが、リンパは筋肉の動きによって流れるため、体を動かさなかったらリンパの流れが滞ってしまいます。
 
そうなんです。筋肉を動かさない、つまりデスクワークで一日中座ったままだった場合、リンパの動きが滞ってしまい、余計な水分が体に残ってしまい、むくみとなるのです。
下半身を動かさない分、水分を上半身へ押し上げる力が足りず、どんどん下半身に水分が溜まってしまうため、夕方が近づくと足のむくみが気になり、退社時間に靴を履くと足がパンパンになっていることも。
 

冷え性の症状

クーラーで冷えてしまった下半身は水分を含んだ状態なので、冷水に足をつけている状態を想像するとなんとなく理解いただけると思います。だから重だるかったり、鈍痛の痛みを感じてしまうのです。
 
また、リンパが滞ると余分な脂肪も滞ってしまい、下半身、特に太ももにセルライトができてしまいます。太もものセルライトはなかなか除去できず厄介なんですよね。
そのほかにも、頭痛、腰痛、腹痛、便秘、下痢、疲労感、生理痛、食欲不振、イライラ・・・冷え性からくる症状は様々な不調を呼びます。
 
そして、夏はクーラーの冷えにより冷え性を悪化させてしまう恐れがあります。
クーラーの生活は諦めるしかないので、体の改善をどうにかしたいという方におすすめの対策です。
 
 

■リンパマッサージ

全身に700以上ものリンパがあります。その中でも重要な場所はリンパ管が合流して太くなっている部分、リンパ節になります。主なリンパ節は鎖骨、脇の下、そけい部、おなか、耳の前、ひじの裏、ひざの裏にあり、この6つのリンパを刺激します。
ご自分でリンパマッサージのセルフケアも可能ですが、力の加減などいまいちよく分からないという方はアロマエステサロンにてリンパマッサージ、リンパドレナージュの施術を受けてみてください。
 

■適度な運動

ウォーキングや散歩など適度な運動を心がけましょう。ただし日中の運動は熱中症の危険もありますので比較的涼しい時間帯をおすすめします。ストレッチでも効果的です。
 

■湯船に浸かる

暑い夏にお風呂に浸かるのはちょっと…とシャワーで入浴を済ませがちになっていませんか?
クーラーで体の中心は冷えきっています。お腹を触った時に冷えてる感じがしたら、湯船に浸かりましょう。
 

■あたたかい飲み物・食べ物

冷たい飲み物・冷たい食べ物の食べすぎは内臓を冷やしてしまいます。お茶やコーヒー・スープなど温かい飲み物も積極的に摂るようにしましょう。
 

■しっかり睡眠

睡眠不足は自律神経の乱れの原因となります。自律神経が乱れるとストレスを感じたり、やる気が起こらなかったり、様々な症状を引き起こします。早めに寝てしっかり睡眠をとりましょう。